「人助けランキング」で日本は最下位! 他人を信用しないと低賃金の関係
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信用しない文化=本音がわかりにくい文化、なのでしょうがない。
敬語、本音と建前、空気を読む、というのは幼少期から礼儀として教えられるが、裏を返せば自分の気持ちに嘘をついてその場に摩擦が起こらないように努める、ということ。
そして、自分がそうであるように、他人もそうであることを知っている。実際に本音を口にすると批判を浴びたり、陰口をたたかれる経験をすることで、さらに助長される。
日本は、老若男女が自由闊達に意見を述べよう、という文化ではない。
長者を敬う文化であり、単一民族であり、侍から続く強い男性社会。
ただ、これが100%悪かというと、全くそんなことはなく、対立が少ない平和な世の中が保たれていたり、長く続く日本文化や中小企業が多いのは日本の魅力であり、頼れる男気があったり、パワーで荒く物事を進めるよりも多くの人の話を聞きながら立場を考えながら最適解を醸造していく、というプラスの面ももちろんある。
資本主義における効率だけで捉えると、もちろんマイナス面は大きいが、資本主義のために文化を変える、というのは不毛な議論なので、デジタルでビジネス社会の構造を変える、というのが最適解。な気がする。
注目のコメント
人助けをしない国、日本。
個人的な話で恐縮ですが、2年くらい前、実体験でこのようなことがありました。
電車に乗って移動している最中、突然、向かいに座っている女性が痙攣をし始め、泡を吹いて倒れてしまいました。
周りの人は驚き、誰かが緊急停止ボタンを押しました。幸いにも、次の駅に着く直前の出来事だったので、駅に緊急停止。大丈夫ですかと確認するも、気を失っている状況でまずいなと思っていたところ、たまたま、同じ車両の乗客の1人が看護師さんだったので、すぐにその人の元へ駆けつけてくれました。
自分は、その方を看護師さんに任せて、すぐに救急車をコールしながら、駅員室に駆け込みました。
そして、駅員さんを引き連れて、現場に戻ってきた時にみた光景は、倒れた女性の左横に座っていた男性が、自分の左隣に座っていた他の女性に対して「私は何もしてないですよね!?」「皆さんみてましたよね?」などと言い始めたところでした。
怒りと悲しみが混ざり合ったなんとも言えない感情が込み上げてきました。目の前に人が倒れているのに、心配するでもなく、自分の保身が最優先。そして、電車に乗っていた方々も、心配して電車を降りて、ホームまで出てくるような人は誰も、いませんでした。
その時、とても暗い気持ちになったことをなぜかこの記事を見て、思い出しました。確かに、世界の幸福度ランキングでも日本の結果はあまり芳しくないのですが、足を引っ張っている項目の一つが「寛容さ」(過去1カ月の間にチャリティーなど寄付をしたか等)であり、何か相通ずる部分があると思いました。