接種後に30歳息子が死亡、涙ぐむ父 因果関係は不明
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亡くなられた方のお父様にはご冥福をお祈りする他ないです。
しかし、マスコミのやり口はあまりにも汚くないですか。
前にもコメントしましたが、HPVワクチンの一件でとんでもない傷跡を社会に残していること、反省する余地もないんですね。この新聞社。
注目のコメント
ご冥福をお祈りします。ワクチンを摂取した後に亡くなった、そのご遺族の気持ちからすれば、察するに余りある状況ですし、「ワクチンが原因だ」と考えるのも無理はありません。
特に自ら勧めた父親が、自責の念を感じるのは必然の事と思いますし、その気持ちに対して、医療者・製薬企業・国は適正な調査と報告で応える義務があります。
しかし、報道がこれを全面に出すかは、別の話として捉えなくてはならないと考えます。
人の死、という最も人が感情的になり得る、かつ個人の情報に関わる情報を取り扱う時には、非常に慎重な対応が必要です。
例えばWHOの「自殺の報道に関するガイドライン」があります。(今回の事象とは異なりますが、参考としての提示です)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/who_tebiki.html
著名人の自殺などの際に、この様な報道は行うべきではない、といった事が研究含め示されていますが、日本では大手マスコミがこれに反する報道を行う事が多く、問題となっています。
今回の件では、ご遺族の「ワクチン以外原因として考えられない」という発言に関しては、慎重な対応がされるべきです。
個人の感想としてこの様な思いを抱かれるのは理解し、また否定してはなりませんが、それをマスコミが科学的検証の出ていない段階で報じるのは問題と考えます。
科学的に見れば、基礎疾患がないとしても、30代男性が突然亡くなる原因は心血管疾患などが存在し、これらの多くは予測不能です。
「Aという事象の後にBという事象がおきた」と「Aという事象が”原因で”Bという事象が起きた」というのは区別されなければならず、これを行うのは科学の役割です。
他の方も取り上げておられますが、以前にもHPVワクチンなどでマスコミがセンセーショナルな報道を起こした事は、日本の子宮頸がんに対して暗い影を落としました。
被害少女とされた方々の報道は短期的には必要に見えますが、それによりワクチン接種の機会を逃し、防げたはずの子宮頸がんに若くして罹患し、死亡した方がおられます。
そういった長期的な影響にも関わることであり、短期的な事案を、検証なく取り上げることは、長期的に見れば負の影響をもたらす可能性があります。ご冥福をお祈りします。遺族は死の意味を探し、関連づけてストーリー化してしまう。ご遺族がそう思うのは本当に仕方ない。無念だと思う。ただ、因果関係は解剖など分析をしないと分からない。
メディアは結果判明前に「遺族」に寄り添ってその思いを報道してしまう。結果、ワクチン忌避が広まる。一度ワクチンへの不安が広まると、調査結果判明後も子宮頸がんワクチンのように影響が残る。
問題は、分析結果が出る前でも報じるメディアやニュースの特性のセンセーショナリズム。これに加えて、病気を治すわけではないワクチンと言うものの相性が悪さ。子宮頸がんワクチンの失敗を繰り返すわけにはいかない。専門家が声を上げてくれるのは本当にありがたい。
報道はどうあるべきなのか、例えば…
・報道するにしても、専門家の分析をきちんと加え単体で報道しない。
・ワクチン忌避が起きやすいと言う事実も併せて伝える。
・社会部、地方部の記者ではなく医療、科学の記者に価値判断、執筆を任せる。
遺族が取材に応じてる中で自社だけ書かないというのは果たしてできるのか。すごく悩ましいし、難しい。でも、何かしらの対策が必要。朝日の記事で言えば、遺族の主張が大々的に出ていて、これだけ拡散された時に負の影響が大きい構成になってしまっている。また、署名を見る限り、広島総局だけで書いている感じで、医療・科学系の記者やデスクはどこまで関与できているのかは疑問。
⚠︎ご注意いただきたいのは、記者側が悪意を持って報道しているわけではないという点。マスゴミと批判しても、多分響かない。対策を求めることが必要だと思う。見つけました!なんて叫んでないし、遺族に対してかわいそうだなとか、原因究明が必要とか考えて、地元紙が書いたのを単に追っかけて報道したということでしかないと思う。
木下医師のツイート
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1432660803757359105?s=21ご冥福をお祈りします。
この報道を含む、反ワクチンの報道を見て
ワクチンの接種を辞めた人と昨日お話しをしました。
ご本人は障がいのあるご家族と2人暮らしで、介護をしながら仕事もされている60代の男性。コロナに感染した場合は重症化リスクの高い方ですが
「ワクチンを打って何人もの人が亡くなっている。私に万が一の事があったら障がいのある姉が生きていけないので……」
この人にとって、テレビの情報は未だに真実だと受け取られており、知人の話など全く通じません。
人の命でさえ、視聴率の材料にしてしまうような報道はやめていただけませんでしょうか?