感染力の強い新たな変異株か 南アフリカで発見、詳細分析へ
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次から次へと変異株が出てきて振り回されますが、コロナウイルスの感染が続く限り変異が起こるのは、すでにわかっていることではあります。
ウイルス増殖時に起こるRNAの複製は、一定の確率で必ずエラーを起こすからです。
コロナウイルスが宿主細胞に侵入する際に用いる受容体結合部位は、約70個のアミノ酸からできています。この70個に関し、受容体との結合能を保ちつつ、ワクチン接種により産生される中和抗体との結合を弱められる変異というのは、そうそうないのではないかと思います。
デルタ株の変異は感染力を増強しましたが、全ての変異がそうであるわけではありません。
たまたま感染力が強い変異の株が生き残って割合を増し、逆に感染力が弱いものは淘汰され、おそらく検出されることすらなく消えていきます。
いずれにせよ、コロナウイルスが増殖すればするほど新たな変異株が発生するので、感染者を少なく保ちつつワクチンで免疫を得ることが、この災禍の収束を早めるでしょう。