[東京 27日 ロイター] - 日産自動車と三菱自動車は27日、共同で企画・開発を進めている軽自動車の電気自動車(EV)を2022年度初めに国内で発売すると発表した。車両本体価格から補助金を差し引いた実質的な購入額は約200万円からとなる見込み。

総電力量20キロワット時の駆動用バッテリーを搭載する。走行は日常での短距離が中心になると想定し、1回の充電で走れる航続距離は約170キロメートルとした。蓄えた電力を自宅などへ給電するなど非常用電源としても活用できるようにする。三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産し、両社それぞれのブランドで投入する。