NY市、教職員接種義務化 新型コロナワクチン
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注目のコメント
国際公衆衛生師(Certified in Public Health: CPH)です。
アメリカでは(NYに限らず)今回だけでなく公衆へのメリットと個人の権利の対立は歴史があります。日本では国民性なのかあまりメディアで見かけ無いような気がしますが、代わりに副反応を取り上げたりする印象があります。
CPHの試験でも勉強しました。
子供のワクチン;ワクチンで予防できる病気(VPD)の減少 V S 宗教の自由(合衆国憲法修正第1条)
インフルエンザワクチンのヘルスケア労働者の強制;インフルエンザ感染拡大の管理 VS アメリカ合衆国憲法(修正5条・14条)中の、国や州が市民の生命・自由・財産を奪うときに守らなければならない手続due process, 合衆国憲法修正第1条で守られている個人の良心の自由に含まれるのは、いかなる宗教上の信念をも選択する権利、あるいはまったく選択しない権利
今回もNYで大反対が起こると思いますが、鼻風邪のライノウイルスなどと異なり重症になる可能性があるので勧めたいし自分でも選択して接種します。国の特徴がでますね~
個人的には合理追求、合いますが、議論が分かれるissueですよね
接種するしないは個人の自由ですが、社会、組織のコンセンサスを擦り合わせていく大事なテーマですね
先日とある美容外科に行きましたが、スタッフの方々が、私はワクチンを接種しました、というバッチを付けていて、私自身はワクチン接種を選択し、2回済んでいますが、安心感というより、強制感、同調圧力のようなものを感じ、なんだか複雑な気持ちになりました
たぶんそういう一人一人の感じ方や意見を丁寧に擦り合わせ、尊重しながら組織としてのコンセンサスを作っていくことが必要なんですかね??
極めて舵取りが難しいので空中分解のリスクも相当あり、どこまで丁寧にやるのかは経営者の力量、性格しだいというところでしょうか…