東京で5074人感染、6人死亡 新型コロナウイルス
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以前より感染者数の記事は定期的にpickしておりましたが、この数字だけ見ると最近は一見見慣れた数字になってきた印象を抱きます。
しかし無論、「どういう背景のある数字か」や「他の指標」も参考にすれば、事態は以前より悪化しています。
行政検査数が15000程度の中で5000の陽性ですから、陽性率は30%程度となります。これは感染者の全ての洗い出しができていない状況を示します。
以前に都保健所が濃厚接触者の追跡を断念し、現感染者のフォローに注力するという指針を出していますから、既に感染者数は正確な数字ではなく、アンダーに見られていると考えるべきです。
現実には更に多い感染者数がいるとは考えられますが、その具体的数字はわかりません。
また年齢トレンドは引き続き高齢者に少なく、50代以下で増えるのは以前から変わりはありません。
感染者数増加の初期には、医療逼迫とは言っても、「実際の影響」は感じにくかったのではないでしょうか。
しかし感染者が増加ししばらく経ち、「自宅待機が増えている」「以前の入院基準では入院できない」といった問題はもう顕在化しています。
先日は感染妊婦が自宅で早産分娩をし、新生児が死亡したというショッキングなニュースがありました。
日本の周産期死亡率は世界でも最低レベルの誇るべきものでした。それだけ周産期医療体制はしっかりしていたということです。
その日本で、この様な事案が起きたという事も、医療供給の限界を示しています。
医療供給の拡大を叫ぶ声が大きいですが、今の様に1日5000人もの新規感染者が発見される状況では、いくら供給を拡大したって追いつきません。
医療資源、特に「人」は有限です。
今の状況における解決策は、感染拡大自体を止めるほかありません。東京都の検査陽性率は23%と相変わらず高く、7月初旬から上昇した後、高水準で続いています。この数字が高いことは、実際に報告されている感染者数の背後に検査されていないものの実は感染しているという人数が多くいることを示唆しています。感染者数と検査陽性率が下がる傾向はないことから、残念ながら感染が収束に向かっている気配はなさそうです。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/cards/positive-rate/国際公衆衛生師で総合医の立場の意見です。
検査じゃない、人流抑制じゃない、最優先はワクチン接種です。強いていうならば合併症を有しているワクチン未接種者は人流抑制(つまり社会的感染予防対策)に従って下さい。検査にファーカスしていると去年も今年も来年も、5年後も緊急事態宣言(もう緊急ではないと思います、警告事態制限など新しい言葉が欲しくなってきた)が出ています。体の中にウイルスがいるかどうかの検査です。もしメディアの方で見られている方がいたら情報を発信したいです。コンタクト下さい。2019年武漢以前にSARS-CoV-2が存在したことはもう周知(イタリアで科学的に証明)と思いますが私は臨床医ですので血液検査では確認できていないですが、公衆衛生の疫学分野で情報を持っています。つまり2019年も、2020年も、2021年もずっと人流を抑制する前からいるし、政府が人流抑制してもウイルスはいます。