みずほ銀、またシステム障害=今年5回目、全店窓口で一時取引不能―坂井社長謝罪
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解決策:自社エンジニアでアーキテクチャ、UIUXの根本部分を内製(末端のCodingは適宜外注、Codeレビューは自社エンジニアが実施)
自社エンジニアは市場以上の報酬で採用。攻めのIT(売上直結するもの)は競争優位に直結するものと理解。決して丸投げしてはいけない。
米国小売大手のターゲット社の内製転換方法がWalmart(買収でCapability確保)と違い日本企業に適したやり方かもしれない。
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AmazonなどEC大手がITスタッフを自社で抱える一方、ターゲットはそのほとんどを外部委託に依存していた。責任者が不在のまま、ソフトウェアの保守などに過剰な人員を割く一方、クリティカルな仕事にきちんと人員を充てられていなかった。
そこで18か月かけて、開発チームの内製化に取り組む。「この会社はもっと少ない人材で、もっとたくさんのことができる」というマクナマラCIOの考えのもと、実力を踏まえて人員を厳選した。
委託社員の契約を更新せず、自社の従業員を1000人ほど解雇。1万人近くいたITスタッフを4000人にまで絞る。そのうち8割以上はソフトウェア開発ができる人材にし、「収益に寄与するプロダクトが作れるチーム」を作ることにこだわった。
https://strainer.jp/notes/7196
注目のコメント
杞憂かもしれませんが、ちょっと考えてみると、みずほ銀行のシステムは超巨大で、長年の積み重ねもあります。
問題が発生したとしたら、様々な課題が複雑に絡み合っていて、たとえ解決したとしても、表面的なものに過ぎない可能性があります。
ここまで問題が積み重なってくると、実際に根本的な課題解決が行われておらず、誰にも解けない状態になっているのではないかと怖くなります。新卒で入社した会社でもあり、見ていてとてもつらいです。
昨日の夜9時にトラブルがわかったとのことで、そのあと現場は徹夜で対応したのでしょう。メガバンクのシステム規模になると、もはやどこをどう改善したら十分なのか、誰にも分らなくなっていたりしないかな・・・と心配。
みずほのシステムトラブルの原因として、社風の面での課題が指摘されているようです。また、その遠因として「3行出身者がそれぞれ足の引っ張り合いをしている」みたいな言い方をされることも多いです。
しかし、統合してから20年以上たちます。もう職員のうちのかなりの割合は統合後に入社した人たちになっている。さすがに現場では足の引っ張り合いはないのではないでしょうか。
私の年齢以上は幹部クラスになっているので、その層がどうなのかは私も知りませんが、非常に実務的な問題でもあるシステムトラブルの遠因に「3行の足の引っ張り合い」を持ち出すのはちょっと違和感があります。(そう書いたほうがおもしろいのでしょうけど。)