「実態の感染者はもっと多い」内閣委員会で尾身会長
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注目のコメント
以前より指摘されていましたが、東京都保健所が既に濃厚接触者の追跡ができなくなった事を認めており、感染者数がアンダーに見積もられているのは事実でしょう。
「検査の供給体制が間に合っていない」のは特に都内では深刻です。
これまで保健所が過酷な状況であるのは知られていましたが、公式に「断念し、感染者のフォローに注力する」というメッセージを出した意味は大きいです。
なおオリンピックのPCRは完遂できなかったですし、18日で8万件弱の検査しか行われていないので、一日5000件もありませんでした。(完遂できなかったことの方が問題ですが)
今は18000件/日であり、オリンピック後に保健所が追跡できないと公表したことからは、検査体制は既に五輪時にはかなり厳しい状態にあったとは思います。
ただしこれをもって充足する検査が今の感染状態に対して行えるとは限りません。
また「感染者数が把握できていない」最大の原因は検査キャパシティの不足と追跡の難しさだと考えられます。
感染者数が増えれば、その数倍もの濃厚接触者が生じているのであり、ここまで感染拡大してしまうと追跡は難しいと言う事でしょう。
よくデータを見ていると、東京都で6,7月の死亡例が今になって集計で報告されていたりと、報告や整理の限界も見られます。
それが今の保健所の現状ということです。
最後にサラッとありますが、「政府のメッセージの出し方」に言及したのは重要です。
つまり逆に言えば、感染抑止に有効なメッセージが出せていないと言っていると言う事です。
事実、今日も町は感染拡大を思わせない人出で溢れていますし、政府のメッセージに実効性がないのは尾身会長も認識されておられるのかもしれません。実際の感染者がもっと多いのは、素人でも容易に想像がつく。公的データの改竄を平然とすることを各行政で行われているだろうことは、もう誰も疑わない。
案の定、オリンピック終わったので、堰を切ったように数字がでてきた。
専門家には、新規感染者の未報告分の規模の推定に言及して欲しい。
実態を知らしめるにはそれが重要であり、ふわっとした感想では不充分だ。
さらに、オリンピックを開催した危機感のなさを自己批判し、バラリンピックの中止を訴えるべきだ。
一方でオリパラ開催で危機感を緩め、他方で危機感のなさを言うのは、見事な二股膏薬で卑怯なやり口だ。
バラリンピック中止!
バラリンピックをしている場合ではない!それは去年の第1波の時からみんな気がついていたのでは。。
当時、PCRを意図的に抑制していたのは、陽性者の隔離を含め、医療対応インフラが全く整っていなかったからですよね。その頃から「実際の感染者はもっと多い」と誰もが思っていましたよ。