クリーンなエネルギーとして注目される「ブルー水素」が環境を悪化させる恐れ
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注目のコメント
さてこれ、GWP(温暖化係数)の数字を変えると答えが簡単に逆転するんですよね。IPCCの報告書では100年の値を使ってますが(※100年の値自体も年々変わるけど)、こちらの研究では20年の値を使っており、それにより「100年値ならブルー有利、20年値ならブルー不利」と入れ替わる状況。
何が言いたいかというと、この記事の研究はブルー水素を否定したい人が書きました、という状況が見えるだけで、特に何か新しい断定的事実が明らかになったわけでもなく。
そりゃ当然、ブルーよりはグリーンが望ましいのは誰だってわかる話。ブルーの存在意義は、早く安く、水素の大量供給消費社会基盤を構築するための「つなぎ」なんだから、俯瞰した水素陣営的にはごちゃごちゃ言うなよ、と、そう返されるでしょう。