【メンテモ】クルマの未来を、みんなで創ろう ー“好きなもの”が文化になる「共存」の未来ー
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(Genesia Ventures, Inc.)
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注目のコメント
2000年近く続いたと言われる物質の時代。その間に、たしかに私たちの物質的な欲求はほとんど満たされたと言っても過言ではありません。生活に必要なものは、ほとんどが用意された時代。
そんな中で、こんなことを考えます。
私が本当に好んで選び取るもの、そしてずっと使い続けたい、手元に残し続けたいものはどんなものだろう?
最近読んだ本にこんなくだりがありました。
「無関心から来る寛容は、ひとたび嵐が来て自分の身に危険が迫れば、たちまち吹き飛んでしまう。だが、ウィリアムズの説く寛容は筋金入りである。彼は、人間が何かを信じるということに、かけがえのない尊さを見いだした。それは、自分とは異なる信仰をもつ人にも等しく見いだされる尊さである。信仰が自分にとってかけがえのない尊さをもつことを知っているからこそ、他人にとっても同じようにかけがえのないものであることが理解できるのである」
[不寛容論 -アメリカが生んだ共存の哲学-|森本あんり|新潮選書]
つまり、自分が本当に好きなものや大切なものを知っているということは、人も大切にできるということなのかもしれない。
今回、ずっと大切にされてきた古くて美しい一台のクルマを前にして、そんな未来の始まりをふと感じました。