リチウムイオン電池の内部をリアルタイムで観察可能な低コストの画像処理技術を開発 - fabcross for エンジニア
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注目のコメント
イマイチ理解出来ない点が幾つか有りますが、充放電におけるLCO正極の相転移が可視光領域でその場観察が出来ると理解しました。
相転移までの解像度だとすると、より微細なショート要因の特定まで出来るのか、LFPのような二相安定領域を持つ正極は使えないのか、色々と気になることが有ります。
そもそも劣化判定に見える化が必要かどうか。局所的な位置情報までは要らない気もします。位置が判明してもそこで起こっている現象が画像を使って判断・判定出来る技術の方が重要ですね。マンモグラフィーでの乳癌の画像判定と同じことです。そちらの画像判定技術が気になるところ。干渉散乱顕微鏡(Interferometric scattering microscopy (iSCAT)を活用とな。
どんなものか良く知らないが、光の検出感度と時間分解能が高くて蛋白質の観察などに使われれるっぽい。その顕微鏡でリチウムイオン電池のイオントラッキングができたということか?
生物系の分析で使われる特殊な顕微鏡を工学分野で使うと革新的なツールになり得るというケースは割とありそう。(例えば、多光子励起顕微鏡での化合物半導体結晶の転位観察など)