新着Pick
184Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
事前予想通りプラス成長になりましたが、1~3月期のマイナス幅(前期比年率▲3.7%)を考えると、非常に脆弱な回復と言わざるをえません。1~3月期に▲4.4%あったGDPギャップはほとんど縮まらないでしょうし、コロナ禍で苦しんでいる企業・家計も減らなかったことを意味します。プラス成長になったことを過大評価せず、米国や欧州諸国が高成長だったのに、日本だけ出遅れてしまったことを問題視すべきだと思います。
マイナス成長にならなかったのは喜ばしいことですが、GDPの水準はコロナ禍前を3%以上も下回り、4-6月期にコロナ禍前の水準を回復した米国、年率換算20.7%増の急回復を遂げた英国と比べると「年率換算は1.3%増」は極めて寂しい数字です。昨年の超過死亡がそれぞれ50万人増、10万人増に達した米英に対し日本は逆に2万人減で済み、直近1週間の人口当たりの陽性者数も米英の3分の1程度にとどまる日本がどうしてこうした結果を招くのか。感染症の専門家、都道府県知事、メディアを中心に行動制限一色の我が国ですが、こうした数字を見るにつけ、日本の停滞の原因を真剣に考えてみる必要がありそうな気がします (・・;
別記事でもコメントしましたが、4-6月期はGDPも個人消費も前期比プラスになったものの、依然としてコロナショック前の水準より名目ベースでGDPは▲1.8%、帰属家賃除く家計消費は▲4.2%低い水準です。
特に個人消費に関しては、行動制限の発出と解除が繰り返される限り元に戻らないでしょう。
プラス確保は良かったものの、欧米の数分の一の成長率が来期も続く見込みであり、既に株価と為替(NEER)の相対価値にそれは反映されています。
名目ベースで見ると+0.1%、1-3月期が-1.0%なので通年でマイナスです。

ちなみに世界で既に発表されている上位の国は前期比で、
 アメリカ +6.5%
 中国 +1.3%
 ※メディアは「前年同期比の7.9%」を取り上げがちなので注意
 ドイツ +1.5%
 フランス +0.9%
 イタリア +2.7%
 ユーロ圏平均 +2.0%

です。

残念ながら、日本はこれらの国より数字がよくないですね。
まあ、コロナ前からですが。


特に名目ベースでの数値の悪さのほうが個人的には深刻かと。

この状態が続くとあと5-10年後、コロナが収まって海外旅行に行った時に、いよいよ買い物で散財できない中間層が増えて、体感ベースで経済力低下を実感する日が来るかもしれませんね。

兎にも角にも経済成長は他国との比較で捉えるのが良いと思います。
これだけ行動を制限されてもプラスとは。人工的な制約が解かれれば、日本の個人消費にはまだまだ反発の潜在力があると言う事だと受け止めています。
危機に際して、どういう対応を取るか、戦略が練られないままにパッチワークを繰り返したことを反省して、これからの立て直しを図ってほしいです。
内訳を見てみれば時代背景がよく見えそうな気がしますよね。