[オタワ 13日 ロイター] - カナダ政府は13日、10月末までに全ての連邦政府職員に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けると発表した。

ルブラン政府間関係相は、国営企業の職員と連邦政府の管轄下にある職員に対しても義務化されるとの見通しを表明。医学上の理由で接種を受けられない人に対しては、新型コロナ検査を実施するなどして対応するとした。

アルガブラ運輸相は、連邦政府が管轄する航空、鉄道、海運部門でも職員にワクチン接種を義務付けると表明。商業航空機、長距離鉄道、大型客船の旅客にも義務付けられるとした。

カナダではワクチン接種対象の71%がすでに完全に接種を受けているが、感染力の強いデルタ変異株の拡散で過去2週間で感染件数が倍増。感染拡大第4波に入っている。