伊藤忠、蓄電池もサブスクで
日本経済新聞
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電池の資産管理は交換式EVバッテリーでNIOが既に取り組んでますが、家庭用蓄電池は初ですかね。
家庭用PVは屋根貸しTPOや月々の電気代と相殺する形で初期費用をおさえるモデルも有りますが、今まで蓄電池はこうしたファイナンス手法が導入されずにいました。
そして今回もサブスクリスションと銘打ってますが、恐らく定額リースでしょう。そしてこの家庭蓄電池は一時期AI管理もPRしていたので、使用履歴や劣化状況も把握することになると思われます。
確か伊藤忠はAmazonポイントとも連携するサービスを提供していましたね。
資源が限られる現行バッテリーをいかに普及させるかは、ファイナンスと切り離せないので、補助金などの国家が支援をしてきましたが、FITのような売電収入にあたる支援は今のところ有りません。あくまで初期投資への支援のみです。
蓄電池の使い方でどこまでバッテリーの価値を使い尽くすか、一旦顧客管理下に置かれる家庭用蓄電池はその使い方を強制したり推薦したりすることも難しく、災害が発生した際の復旧なども難しいです。
バッテリーに限らず分散型電源や分散型インフラをどのように普及させていくかは、金融機能もアップデートが求められていると以前から考えてたことま有り、注目したい取り組みですね。
資源調達からリユース・リサイクルまで息の長い投融資サイクルを考えられるのか、バッテリーの価値をどこで収益化するかも大いに注目したいところです。バッテリーのサブスクは全く新しい発想ではなく、
既に国内外で関連特許が出ている可能性があります。
詳細を調査されたのか、ライセンスがどうなっているのか、少し気になりますね。