■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 110.73/75 1.1710/14 129.70/74

NY午後5時 110.56/59 1.1718/22 129.58/62

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の110円後半。ドルは早朝に一時110.69円まで上昇し、約1カ月ぶりの高値を付けたが、目先の上値抵抗線(110.73円)が意識され伸び悩んだ。一方、米長期金利の上昇がドル/円を下支えしたため、110円後半で一進一退となった。夕刻に入り、ドル/円は再び堅調な動きになっている。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 28070.51 +182.36 28045.84 27974.99─28146.68

TOPIX 1954.08 +17.80 1947.28 1946.32─1956.20

東証出来高(万株) 116013.00 東証売買代金(億円) 26453.28

東京株式市場で日経平均は4日続伸した。米上院で超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案が10日に可決されたことが好感され、景気敏感株に買いが先行した。引き続き好決算銘柄を物色する動きもみられ、日経平均は2万8000円台を固める展開となった。

東証1部の騰落数は、値上がり1498銘柄に対し、値下がりが621銘柄、変わらずが71銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.026

ユーロ円金先(21年12月限) 100.075 (変わらず)

安値─高値 100.075─100.075

3カ月物TB -0.110 (-0.001)

安値─高値 -0.110─-0.110

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.026%になった。前営業日(マイナス0.028%)からやや上昇した。「積み期終盤ということで地銀の最終調整的な調達ニーズが強まっている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

国債先物・21年9月限 152.04 (-0.10)

安値─高値 152.00─152.11

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.035% (+0.015)

安値─高値 0.035─0.025%

国債先物中心限月9月限は前営業日比10銭安の152円04銭と、4営業日続落して引けた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp上昇の0.035%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.03─-0.07

3年物 0.03─-0.07

4年物 0.03─-0.06

5年物 0.03─-0.06

7年物 0.05─-0.04

10年物 0.11─0.01