中古車EV バッテリー・ヘルス事情、ソフトウェアによる「見せかけ」に注意
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中古EVバッテリーの評価は長らく問題になってましたが、本格的な対応が今後必ず必要になります。
リーフの中古価格が暴落するとか、テスラはバッテリーの劣化が数%しかないとか、これらはユーザーが利用出来るオンボード上のバッテリー残量計での話なので、計測基準や標準が存在しません。
そこで経産省がガイドラインを制定すると数年前発表しましたがまだそのガイドラインを見たことが有りません。またMOBiでもVehicle IDを規定してEVの使用履歴を管理する動きは有りますが、Battery IDで劣化度合を測定するのはこれからです。
これはバッテリーが同じ組成の正負極だとしても各社でレシピが異なることや、EVの使い方で劣化の進み方も異なり、更にEVメーカーのバッテリー残量表示のソフトウェアが異なるためです。
なので中古車メーカーや保険会社などはEVの価値算定に困っている状況ですが、これから更に市場に中古EVが増えることでEVレモン市場での目利きが必要になります。
また劣化に留まらず、安全性の面からもバッテリーの状態監視は不可欠ですが、これもEV/バッテリーメーカーに依存している状況です。
分かっていたことなのですが、バッテリーの劣化予測は難しい側面もあるため各社の努力に依存しているので、メーカーの選定基準にも繋がりますね。📩EV|中古車EV、注意すべき点とは?
✅POINT
・「バッテリー状態」
・劣化バッテリーを、
健全バッテリーへ見せかける場合も
・不正防止が、理想的
・15年、15万㌔走り、80%残ることが理想
クリーンなイメージが、こういった事例で、汚されないといいですね。