運転免許データを不正削除か 男性職員を懲戒免職、警視庁
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データアクセスにCRUD(Create・Read・Update・Delete)があるから、内部犯行には無防備に。 今回はDeleteの悪用。
情報アクセスは本来 CreateとReadだけあれば十分。 そもそも、時を戻すようなDeleteや、過去を無かったことにする Updateなんて概念は この宇宙には存在しません。 望まなくても思い出は蓄積されます。 例え記憶喪失になっても、宇宙の記憶から無くなる訳ではありません。 記憶違いや自分に嘘をついても、宇宙の記憶は変えられません。 ちゃんと見ていて忘れないこと、これが一番の優しさです。
なまじ何でもできるコンピュータ処理で、現実にはあり得ないアクセス手段、即ちUpdateやDeleteを発明してしまったのが、物事を難しくしている元凶だと定義してみるのが良いでしょう。
消しゴムで見えなくするというCreateは許しますが、DeleteやUpdateは許さない(存在しない)、その様に制限された蓄積・アクセス手段を 整えること、これが 今後DX基盤で求められてきそうです。
もしこの土台なら、この内部犯行も単なる 上司のPCでデータを見えなくするといったCreateを施しただけになります。
問題検知も容易ですし、Createで見えなくする為の作業を「全部却下」無視して取り扱うだけで、問題を無力化できます。何より犯罪の過程は全て明らかです。再発防止も検討できます。
誰がどこから何をしたのか。思い出のトレーサビリティが期待できるなら、組織活動の評価や反省もでき、反省できるならAIによるエンパワーも期待できます。
トレーサビリティが期待できるなら、とある世代断面からの別世界シミュレーションが面白くなります。 シミュレーターが鍛えられるので、加速シミュレーションで 多くの未来を垣間見る事ができ、現実世界だけは、厳選した好ましいパラメータで始めることができます。
さほど遠くはない未来で、このようなDXによるサービスや組織活動ができるようになるのは誰でしょうか。
Updateと、Deleteは過去の思い出として無力化させ、今後はCreateとReadだけのDX基盤を望むメリットは大きいと思います。