[上海 6日 ロイター] - 言語学習アプリの米デュオリンゴは5日遅く、同社のアプリが中国の一部のアプリストアでダウンロードできなくなっていると表明した。

中国政府は先月、学校のカリキュラムに基づく営利目的の個別学習指導を禁止。同分野への海外からの投資も禁止した。

中国の華為技術(ファーウェイ)や騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が運営しているアンドロイド系のアプリストアでは、6日時点でデュオリンゴのアプリがダウンロードできなくなっている。米アップルの中国のアプリストアではダウンロードが可能。

デュオリンゴは「問題に対処しており、近い時期にアプリが元に戻ることを期待する」とし「一方、中国の既存のユーザーは、引き続きいつも通りアプリを使用することができる」と表明した。

ファーウェイとテンセントのコメントは取れていない。

デュオリンゴのアプリは無料でダウンロードでき、30以上の言語を学ぶことができる。

短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を傘下に置く北京字節跳動科技(バイトダンス)は5日、教育部門で一部事業を閉鎖し、レイオフを実施する計画を社員に通知した。英語個別指導アプリなどを閉鎖する。