[ワシントン 5日 ロイター] - 米議会予算局(CBO)は5日、上院で審議されている超党派のインフラ投資法案について、賛成派が主張するような独立採算は見込めず、10年間で赤字が2560億ドル膨らむとの見通しを示した。

今回の見通しが共和党の支持にどの程度影響するかは不明だ。

CBOは、10年間で収入が500億ドル増加し、裁量支出は4150億ドル拡大すると予想した。

上院ではこの日、与野党が法案の採決に向けて各議員の支持の取り付けに動いた。共和党のジョン・コーニン議員は記者団に対し「誰もがこのすぐ後に予算案が控えていることを理解しており、必要以上にこの問題を長引かせようとは考えていない」と述べた。