[3日 ロイター] - 米石油大手コノコフィリップスが3日発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は利益が第1・四半期の約2倍となり、アナリスト予想を上回った。原油・ガスの価格上昇や生産増加が寄与した。

リビアを除く第2・四半期の生産量は第1・四半期から4%増加して日量155万バレルとなった。石油・ガス価格は第2・四半期に10.3%上昇し、石油換算で1バレル当たり平均50.03ドルになった。

第3・四半期の生産量は、アラスカとアジア太平洋地域における季節的なメンテナンスを考慮し、日量148万─152万バレルとなる見通し。

第2・四半期の調整後利益は17億2000万ドル(1株当たり1.27ドル)と、第1・四半期の9億0200万ドル(同0.69ドル)から増加。市場予想は1株当たり1.10ドルだった。