[2日 ロイター] - トレードウェブが2日発表したデータによると、ユーロ圏の投資適格級社債のうち7月末時点で利回りがマイナスのものは約1兆8700億ユーロと少なくとも2016年以降で最大となった。約3兆7000億ユーロの投資適格級社債市場の50.7%を占めた。

6月末時点でマイナス金利だった投資適格級社債は1兆3000億ユーロで全体の37.5%だった。

一方、マイナス金利のユーロ建て国債は7月末時点で6兆5400億ユーロと全体の70.8%に達し、1月以来の高水準となった。

マイナス金利の英国債は6840億ポンドにやや増加。全体に占める割合は26%と5、6月の水準から変わらずだった。