[ブダペスト 1日 ロイター] - 自動車レースF1で個人総合優勝7回を誇るメルセデスのルイス・ハミルトン(36、英国)は1日、新型コロナウイルスの後遺症が続いている可能性を口にした。

ハミルトンは昨年12月、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、サキール・グランプリ(GP)を欠場。同13日の昨季最終戦アブダビGPには出場したが、このときにも後遺症が生じていると報じられていた。

1日のハンガリーGP終了後、ハミルトンは「表彰台で少しめまいを感じた。昨年末の出来事以降、健康との戦いが続いている」とコメント。新型コロナウイルス感染以降、疲労度が増すなどしており、後遺症ではない可能性も示しつつも「これまでにそのような経験はしたことがない。誰かに相談をしたことはないが、おそらく後遺症が長引いているのだと思う」と話した。