「専門バカ」ではなく「本当の知性」を手に入れるために必要な独学のスキルとは？ - 知的戦闘力を高める 独学の技法
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抽象化する力は、本当に重要ですし、仕事にも生活にも活用できます。
ただし抽象化する力は、すぐに身につくわけではないので「抽象化するトレーニング・習慣」は必要になってきます。
抽象化する力を養うには、抽象化だけに注目するのではなく、「抽象と具体の行き来を、意識すること」がおすすめです。
具体的には下記を抑えて考えるだけでも、抽象化する力は養われていきます。
・事実から何が言えるのか？(具体から抽象)
・仮説を支える事実は何か？(抽象から具体)
・論点を統合する(具体から抽象)
・論点を分解してみる(抽象から具体)
ロジカルシンキングやチャンクアップ・チャンクダウンなど手法を学ぶのもいいですが、上記4点を仕事の中で意識するだけでも違います。
意識するには、普段の思考・コミュニケーション(上司・部下、顧客対応など)で用いるといいと思います。
新入社員・若手社員であれば、「上司やお客様にどのように伝えたらいいのだろう？」と考えるといいかもしれません。
上司・トレーナーであれば、「抽象・具体を意識した問いかけ」をすることで、部下・新入社員のトレーニングになります。
下記のような観点を持って、「伝える・問いかける」を行うといいかもしれません。
具体から抽象 : 結論は何か？一番伝えたいことは何か？一言で言うと？まとめると？
抽象から具体 : 理由は何か？事実は？本当か？要素分解すると？
