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[横浜 1日 ロイター] - 東京五輪に野球の米国代表最年少選手として参加しているシメオン・ウッズ・リチャードソン投手(20)が、所属する米大リーグ(MLB)ブルージェイズからのトレードを7月31日の午前2時に電話で知らされたと明かした。

今季ブルージェイズ傘下2Aでプレーしていた同投手は、MLBのトレード締め切り間際に、ホセ・ベリオス投手との交換トレードでブルージェイズからツインズに移籍することが決まった。

米国は31日、野球の1次リーグで韓国に勝利。試合後の取材でウッズ・リチャードソン投手はロイターに対し、電話がかかってきた時は半分眠っていたと明かし、「電話に出られてよかった。野球がビジネスだということは承知しているので、決まったことに従うまで」と述べた。

米国代表ではジョー・ライアン投手もつい先日、レイズからツインズに移籍が決まったことを選手村で知らされたばかり。五輪後は両者が同じツインズ傘下でメジャー昇格を目指すことになる。ウッズ・リチャードソン投手は「(移籍先に)顔見知りがいるのはうれしい」と語った。