(最終段落の素根選手の名字を訂正します。)

[東京 30日 ロイター] - 東京五輪は30日、柔道女子78キロ超級決勝を行い、素根輝(あきら)がイダリス・オルティス(キューバ)を下し、金メダルを獲得した。オルティスは延長戦で3つ目の指導を受け、反則負けした。

素根は試合後、「とにかく先に攻めようと。絶対に負けないという気持ちで臨んだ」と語った。「この大会のための練習を頑張ってきた。それがこの大会で出せて良かった」と話した。

21歳の素根は、今回が初の五輪。2019年の世界選手権とグランドスラムを制し、日本の柔道選手の中で東京五輪の内定一番乗りを決めた。

素根(訂正)は福岡県久留米市出身。父親と兄の影響で7歳のときに柔道を始めた。市立南筑高校時代、5人制勝ち抜き戦の全国大会の決勝戦で、5人抜きしてチームを優勝に導いた。