[東京 30日 ロイター] - レストラン事業を展開するグローバルダイニングは30日、2021年12月期連結業績予想を上方修正すると発表した。緊急事態宣言・まん延防止等重点措置下でも商業施設以外の国内店舗で通常営業を継続していることなどから、業績が当初予想を上回る見通しになったという。米国店舗の業績も予想を上回ることが見込まれるとしている。

売上高は94億円(従来予想は60─70億円)、営業損益は7億円の黒字(同5億円の赤字からゼロ)に見直した。純利益は10億円の予想を示した。20年12月期は純損益が15億円の赤字だった。

Gダイニングは21年度中に新たに宿泊複合施設事業を開始することも決めた。栃木県那須地域などでの計画を検討しているという。