[東京 30日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループが30日発表した2021年4─6月期の連結純利益は、前年同期比104.7%増の2505億円だった。貸倒引当金の戻入益や退職給付信託返還益に加え、税効果による特殊要因もあり、前年同期から倍増した。

上場投資信託(ETF)関係損益などを含めた連結業務純益は、前年度に好調だった市場部門が減少。前年同期から134億円減の2068億円だった。年度計画7900億円に対する進ちょく率は26%。

22年3月通期の業績予想は変更せず、連結純利益5100億円とする期初計画を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト9人による連結純利益の予想平均値5209億円を下回った。