[東京 29日 ロイター] - 石油資源開発は29日、カナダで展開していたオイルサンド事業を終結することを決議し、特定子会社の譲渡に関連して2022年3月期第2・四半期に900億円の特別損失を計上する見込みだと発表した。通期業績予想は精査中だが、大幅な下方修正となる見通しという。

同事業は連結子会社を通じて保有するJACOS社(カナダ・アルバータ州)が推進してきたが、脱炭素化の流れや採算性など事業の中長期的な位置づけを検討した結果、事業の終結を決めたとしている。