沖縄・奄美の世界自然遺産登録を決定 ユネスコ、多様な固有種を評価
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この影響で大量の野良猫が駆除されそうになっており、保護団体が各地で里親を探しているそうです。
固有種の維持のためには必要とはいえ、そもそも人間が猫を持ち込んだことを考えると複雑ですね。環境庁はあの有害無益な「ノネコ」駆除計画の見直しはあくまでしないつもりでしょうか。この記事を読んだ人のうちどれほどが裏でこのような問題が何年も続いていることをご存知でしょうね。
環境庁は意図的に最近のデータを隠して、古いデータを根拠に計画を策定しました。しかしこじつ暴かれた近年のデータではアマミノクロウサギが実は(食害が訴えられるほどに)増加している。この期間に猫は一匹も駆除されておらず・マングースの駆除はしっかり行われていた。
これらのデータから分かることは野良猫が原因ではなくマングースが減少の原因であったファクトですが環境庁は認めません。
背後にかなり素性の怪しい団体も見え隠れしていることもあり、徹底的にウラを暴いていただきたい。
実はノネコという表現は「野生動物としての猫」を意味しており、動物愛護法の保護対象から除外して鳥獣保護法により狩猟可能対象とするために用いられていますが、現実には捕獲された猫の多数は飼い猫であったり、サクラネコであったりしました。更には捕獲機にはアマミノクロウサギやケナガネズミ、カラスその他の野生動物が150頭以上が誤捕獲されて死亡したものも多々。日に一度しかチェックしない炎天下の捕獲檻は灼熱で死亡率も高いでしょう。
■奄美大島ノネコ問題 命を守りたい人々と環境省との激しい攻防――「猫3000匹殺処分計画」その後
https://bunshun.jp/articles/-/29719
■世界遺産 奄美・沖縄「ネコ3000匹駆除殺処分計画」中止要請書を小泉環境相、IUCNに提出 どうぶつ基金、ゴールゼロ
https://www.google.com/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000039.000033795.html
「奄美でノネコ駆除がなかった2003年から2015年の12年間に、 アマミノクロウサギの推定生息数は4800頭(2003年)から約4万頭(2015年)まで激増していました。 しかし環境省は2015年の推定生息数4万頭を隠蔽して、 2017年にノネコ管理計画を策定しました。 もし、 猫の駆除無しにクロウサギが激増した2015年のデータを公表していれば3000匹の猫駆除殺処分が中心になる「ノネコ管理計画」自体が中止されていたでしょう。これまで諮問機関から勧告を受けたり、コロナ禍で延期されたりして、3度目の正直でした。
日本からの自然遺産登録はこれで最後となるということで、これからは、すでに登録された自然遺産の保全に力を入れてほしいと思います。