[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ政府は23日、スペインとオランダを新型コロナウイルスの感染が深刻な地域に指定した。ワクチン接種を完了していなければ、両国からドイツに帰国する場合、少なくとも5日間の隔離が義務付けられる。来週27日から施行される。

ドイツでは成人の約半分がすでにワクチン接種を完了しているものの、18歳以下の接種はわずか2%にとどまっており、子どもを連れた家族旅行で両国から帰国する際に問題となる可能性がある。

当局のデータによると、先週末までの過去14日間で、スペインの新規感染者数は10万人当たり624人、オランダは同670人。これに対し、ドイツは同17人となっている。