NY株続伸、25ドル高 IT大手の好業績に期待
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-経済指標に関して、冴えない経済指標に失望売り
(1) 週間新規失業保険申請件数は、前週比5万1000件増加の41万9000件と、市場予想の35万件を上回り、2週ぶりに悪化。
(2) コンファレンス・ボード発表の6月の米景気先行指数は前月比0.7%上昇し、市場予想の0.9%上昇を下回った。
(3) 6月の米中古住宅販売件数は、前月比1.4%増の586万戸で、市場予想の590万戸を下回った。
然し乍ら、
(1) 新型コロナへの行き過ぎた警戒感が後退し、回復期待が再燃したほか、(2) 連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり緩和策を維持するとの根強い期待を受け、(3) 調査会社リフィニティブによれば、米主要500社のうち、決算発表を済ませた104社の88%が、市場予想を上回る決算内容を発表により買いが入り下げ止まった。
-米国株式市場は昨日も薄商いの中、押し目にはしっかりと買いが入ってくる最近の典型的パターンの様相。
-相場下げ要因となるべくリスクは増しており、8月9月にかけての警戒感あり。
-ウォール・ストリート・ジャーナルは、FRBはテーパリング議論を来週のミーティングで開始し、8月のジャクソンホール会合か遅くとも9月のFOMCまでにテーパリングを今年の年末前後に開始する概要の記事を掲載。
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