脳信号を文章に変換。話せない男性が「言葉」を取り戻すまで
- 交通事故で「発話能力」を失う
- 脳に埋め込んだ電極で「信号」を拾う
- 75パーセントの精度で単語を解析
- 「人生がひっくり返るような出来事」
- 1分間に最大18語を解析
- 「開拓者」として生きる
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
兄は重度の小児麻痺で、30代で亡くなるまで、言葉が理解できるのか家族の私達にはわからないまま、他界しました。
両親は、最後まで兄の想いを聞きたかった、話したかったと言っていました。こういう技術がもっと進んで、話したくても話せないより多くの方々の手助けになって欲しいと、切に願います。
FacebookとUCSFが協力して行ったこの研究の成果は素晴らしい一方で、Facebookは現状の神経科学を産業応用するにあたっての限界を感じ、Brain Machine Interface (BMI)研究から一旦手を引くとのニュースが出ました。
https://www.theverge.com/2021/7/14/22577095/facebook-bci-ucsf-chang-lab-brain-typing-research-update-project-steno-ar-vr
神経科学は加速度的に進歩していますが、人工知能分野のようにインダストリーを巻き込んで業界を盛り上げていくには、この勢いをどう産業と結びつけるかが大きな課題だと感じます。
なお、この研究に関連する「脳情報の読み取りと書き込み」については以下のnoteにまとめてあるので、興味のある方はぜひご覧ください😊
脳に情報を「書き込む」
https://note.com/daichi_konno/n/n136f01154183
脳に埋め込んだセンサーが考えている言葉を拾ってスクリーンに映すだす。1分間に15から18語を発話できるとのこと。すばらしいチャレンジです。将来的には、一般的な会話(1分間に約150語)くらいには進化するのではないでしょうか。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか