[14日 ロイター] - 米フェイスブック(FB)は、自社アプリにコンテンツクリエーターを呼び込むため来年末までに10億ドルを投じると表明した。

世界全体のダウンロード数が30億回の大台を突破し、FBにとって初めての本格的なライバルとして台頭してきた動画投稿アプリのTikTok(ティックトック)は、向こう3年でクリエーター支援のため20億ドルの資金を準備。写真共有アプリ運営のスナップチャットも人気動画の投稿に対して1日当たり総額100万ドルをクリエーターに支払っており、優秀なクリエーターを巡る争奪戦が発生している状況だ。

FBの投資には、自社アプリで一定のダウンロード数を達成したクリエーターにボーナスを支払うプログラムや、アプリ利用者にコンテンツ制作費用を拠出することなどが含まれている。