スポーツにおける「公平性」とは何か? ~トランスジェンダーの競技参加から考える~
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格闘技の体重別や障害者スポーツのクラス分けは、本来は明確な境界などないものに対して人為的に線引きをしています。マスターズの大会なども年齢別に5歳刻みで行われていたりしますよね。
そのため、同じクラス内でも有利不利はどうしても生じてしまい、ルールとして完璧ではないものの受け入れられています。
これまでジェンダーについては明確な線引きができることになっていましたが、どうやらそうではないということが理解され始めたのがここ最近だと思います。
現代科学が完璧とは言えませんが、テストステロン値という基準がある以上は、トランスジェンダー選手についても、体重・年齢・障がい別のクラス分けの中でたまたま有利に位置している選手と同じように受け入れるのが良い気がします。
ちなみにパラバドミントンの男子SL4クラス(軽度の下肢障がい)の世界チャンピオンは、片方の足が少し細いものの身長が194cmもあるので、一般的な健常者よりスポーツにおいて有利な気もしますが、まあそういうもんだなと受け入れられています。競技の中でのガラスの天井ってハナシはまだしも、スタートラインに立てるかどーかは正直最近耳にした次第。文中にある条件も初めて知りました。
スポーツにおける競技のクラス分けってなるたけ多くの人に参加してもらうためにやってると思います。天下一武道会や最強トーナメントみたいなのも良いけど流石にそれだけじゃ発展しないっしょ。
誰もが「納得感のある比べ合い」に参加できるよう、オリンピックはルール作りの最先端であってほしい。