[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ政府は9日、スペイン全土を正式に新型コロナウイルスの危険地域に指定した。これにより、スペインからの観光客や帰国者は隔離を回避するためにコロナ検査の陰性証明の提示が義務付けられる。

これに先立ち、独新聞グループ・フンケは政府関係者の話として同内容を報じていた。

スペインでは、変異ウイルス「デルタ株」がまん延する中、過去14日間の感染率が2倍に増加。フランスのボーヌ欧州問題担当相は8日、国民に対し、スペインとポルトガルへの渡航を自粛するよう呼び掛けた。