[ロンドン 8日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は8日、女子シングルス準決勝を行い、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と第8シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)が決勝進出を決めた。
世界ランキング1位のバーティは2018年覇者アンゲリク・ケルバー(ドイツ)を相手に6─3、7─6のストレート勝ちを収めた。
オーストラリア出身の女子選手では、1980年のイボンヌ・グーラゴング・コーリーさん以来となるウィンブルドン優勝を目指すバーティ。「最高に近い試合。アンジー(ケルバー)は今日、私のベストを引き出してくれて、1球目からものすごい試合だった」と振り返り、「自分自身とチームをとても誇りに思う。子どものころからの夢をかなえるチャンスを手に入れた」と話した。
もう1試合では、プリスコバが第2シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)を5─7、6─4、6─4で下した。
バーティとプリスコバはともに初のウィンブルドン決勝となり、初ファイナリスト同士の対戦は1977年以来。