[7日 ロイター] - 人工知能(AI)に基づく顔認証技術を手掛けるイスラエルのエニービジョンは7日、ソフトバンクグループの「ビジョン・ファンド2」とエルドリッジをはじめとする投資家から2億3500万ドルを調達したと発表した。

既存株主からの追加出資も受けた。同社は、調達した資金を事業拡大と同社技術の普及に充てる計画を明らかにした。

アビ・ゴラン最高経営責任者(CEO)は、同社技術は監視カメラに搭載し、セキュリティー対策システムとして利用できると指摘した。

同社は顔認証事業を拡大するため、米複合企業ハネウェル・インターナショナル、仏電気機器大手シュナイダー・エレクトリック、米半導体大手エヌビディアと戦略的提携を結んでいる。

同社の顧客には英石油大手BPや米医療機関シダーズ・サイナイ、米百貨店メイシーズが含まれる。