中間管理職が組織のつなぎ役を担う時代は終わりつつある ミドルマネジャーの役割はルーターからリーダーへ
コメント
注目のコメント
「ルーターからリーダーへ」、まさにその通りだと思います。
記事内にもあるように、下記が「これからの中間管理職」には求められると思います。
・チームづくりや人材育成にエネルギーを集中させること
・情報の流れに対する支配を緩め、チーム間で共有すべき情報をミドルマネージャーが決める必要のない「常時オープンな」文化を受け入れる必要
メンバーが指示命令で動くのではなく、当事者意識と主体を持ち、仕事ができる環境を創っていくことが重要です。
ただし、中間管理職に突然変われと言っても、簡単には変わりません。
まず現実として、中間管理職の役割は本当に多岐にわたり、責任も重く、負担・負担感が共に大きいです。
管理職には一般的に下記の役割があると言われています。
# 組織によっての重要度や、内容が変わる場合もあります。
1.部(チーム)における業務遂行
2.職務権限に基づく意思決定・決裁
3.情報の伝達と共有
4.メンバーの育成・評価
5.チームビルディング
6.労務管理・健康管理
7.コンプライアンス管理
8.プレイヤー業務
9. リーダーシップの発揮
コロナ禍前から、管理職の負担は限界を超えていたと思います。
コロナ禍をチャンスととらえて、管理職の役割や育成を変えていく必要があります。
管理職だけに変容を求め、全てを任せるのではなく、 “管理職起点で、共に学習しながら成果を上げていけるチームを創っていくこと” が重要であると考えています。
当社のコラムで、今管理職が抱えている課題と、解決策を記載しておりますので、こちらもよければ参考にしていただけるうれしいです。
激変するビジネス環境。管理職に生じた新たな課題と役割とは?
https://artiencecorp.com/column/articleID=4485/
これから求められる新たな概念”シェアドリーダーシップ”とは ー管理職を起点としたチーム創りを考えるー
https://artiencecorp.com/column/articleID=4244/
「管理職って何?」──時代とともに変わってきた管理職の定義、そしてこれからの時代、管理職はどのような存在であるべきか?
https://artiencecorp.com/column/articleID=4370/ミドルマネージャの「ルーター」的機能はもはや破綻した。
だから、情報はルーターに集めずにオープン化(ようは非同期化ってことかな)することで自動化する。
そうすることで、やるべき組織育成に集中できる。
組織の有り様から変えないと難しそうですね。。
全世界に突きつけられた課題なんでしょうが、とりわけ日本には重い課題のように思います。