[ベルリン 6日 ロイター] - 独欧州経済センター(ZEW)が6日発表した7月の景気期待指数は63.3と、前月の79.8から低下したものの、非常に高い水準を維持した。

景気が力強く回復するとの見方が増えた。ロイターがまとめた市場予想は75.2だった。

7月の独ZEW現況指数は21.9と、前月のマイナス9.1から上昇。2年ぶりにプラス圏に入った。市場予想は5.0だった。

ZEWのワムバッハ所長は声明で「経済動向は正常化が続いている。一方で、現況指数は新型コロナウイルス関連の低下を明らかに克服した」と指摘。

「このため、金融市場の専門家は、今後6カ月間、経済情勢全般が異例なほど良好になると予想している」と述べた。