[4日 ロイター] - 自動車レースF1で個人総合優勝7回を誇るルイス・ハミルトン(36、英国)が、所属するメルセデスとの契約を2年延長した理由について、今季の接戦がとてもエキサイティングだからと説明した。

今季のF1で、第9戦を終えてハミルトンは3勝。一方、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)はオーストリア・グランプリ(GP)で3連勝として今季5勝目を挙げ、ドライバーズランキングでは2位の王者ハミルトンに32ポイント差の182ポイントで首位に立っている。

3日に契約延長が発表されたハミルトンは報道陣に対し、「今年はこれまでで最も挑戦的な年になっていると思う。それは素晴らしいことだ。レースがとても楽しいし、これこそが私の求めていたこと」とコメント。退団を考えたこともあるものの、自身とF1にとって新たな面白い段階に入っていると述べた。

また、「今季開幕時はマシンの性能が非常に近く、ほぼ同等だったので、レッドブルとこのようなバトルができたことは、これまでに経験したことのないほどエキサイティングな時間だった。今季の残りもそれが続くことを心から願うが、彼らは大きく進歩している」とも話した。