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コメント
注目のコメント
外資系で働いていた身とすると、外資系の働き方(昇進コース)を全員に強いるのは無理があるぐらい酷だなと思います。キャリア形成や役割について多様性とそれぞれに対するリスペクトのある相互理解が重要になると思います。
日本的価値観で、上か下か、これは年齢やタイトルになりますが、で判断するだけだと、あまりにも理不尽で昇進コースの階段を上るしかそれを解消することができなくなります。外資系が全て満点ではないですが、この辺りの理不尽さはマシな気がします。
記事にあるように「キャリアのある時点で、昇進コースと欧米のジョブ型コースに分かれるようにするのだ。」、これが実現されるメリットとして結果的に世帯収入を引き上げながら、QOLを引き上げていける可能性は大きい。
労働形態は全員に関わる話だし、なるべく自由で柔軟に働き、考えたりお金を使う時間をもちながら、それでいて十分な消費ができるだけの豊かさ(ゆとり)をもっていけるかが今後の世界を占う上では極めて重要だと常々考えている。特にあらゆるものがコモディティ化し、AIが生産性を引き上げる世界においてはなおさらです。
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・後者のノンエリートコースに進む人は、WLBのとれた生活を送ることができ、家事・育児・介護といったケアワークをする余裕ができる。年収は上がらないが、現場で実務の腕も衰えないために、リストラされる心配も減る。役職定年や定年なども不要になる。本人も会社も、多くのメリットを享受できるというわけだ。このコースでも夫婦で合わせれば、管理職に引けを取らない年収になる
・夫と妻どちらかが昇進コース(エリートコース)に乗ったのであれば、そうでない方がケアワークに携わればいい。2人してエリートコースに乗った場合は、家事・育児を外注するという手がある20代の転職率が3割と言われる今、人事やキャリアの組み立てを時代の流れに早急に改革していくのは必須ですね。コロナ禍もありますが、想定外な事が起きた場合にサバイバル出来る人材を育てることが、最終的には人事の仕事&目的だと思います。
外資系のジョブ型は、実は良い面がたくさんあります。自分が好きな分野のスキルを極められる、結果を出せば年齢に関係なく昇進でき給与も反映される、フラットな組織で働くやり甲斐もあります。管理職へ昇進ではない担当分野を極める選択肢もあります。
さらに、個人の年間目標をしっかりと立て、評価制度に繋がっており、コンピテンシーと言われる企業理念(パーパス)に基づいた行動指針も、個人目標に紐づいている外資系企業は多いです。ジョブ型導入に不安な企業も多いかもしれませんが、新しい事を取り入れる時に不安はつきもの。お互いの良いとこどりをし、時代の流れに対応できる人事をつくり、最終的には社員も企業もお互いwin winを創るのが、良い人事制度ですね。今週の10分読書では、日本の人事制度を欧米企業との比較から見つめ直しています。
人事制度は私たちの働き方に直接影響することから、多くの人に関わる問題と言っても過言ではありません。中でも印象的だったのが、欧米企業は実力主義という印象があったものの欧米企業にもエリートコースとノンエリートコースが存在していることです。この視点から日本の人事制度は「誰もが夢を見られる」仕組みとなっているように見えます。
自分の働き方に対して受け身になるのではなく、「こう働きたい」と自分の考えも積極的に持つ必要があると気付かされました。