ＴｉｋＴｏｋ、13歳未満のユーザーアカウント700万超削除－指針違反

（ブルームバーグ）： 10代の若者を中心に人気の動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」から13歳未満の子どもが持つ700万余りのアカウントが１－３月期に削除された。運営会社が６月30日のブログ投稿で明らかにした。

ティックトック側は、同アプリのガイドライン違反で削除された1110万超のアカウントのうち、726万は年齢基準に違反している疑いのあるユーザーのものだったと説明。ティックトック側が削除した年齢基準を満たさないアカウント数を公表したのは初めて。

米国では児童オンラインプライバシー保護法（ＣＯＰＰＡ）に基づき、インターネットサイトは13歳未満の子どもに関するデータを収集する前に親の許可を得ることが義務付けられている。ただ、インスタグラムやユーチューブなどソーシャルメディア全般で年齢をごまかし、アカウントをつくっている子どもは多い。

原題：TikTok Removes More Than 7 Million Underage Accounts（抜粋）

渡邉拓
BitStar 代表取締役社長執行役員CEO
・2021年07月01日
子供向けのサービス提供についてはYouTubeしかり規制が厳しい。これは若年層に過激なコンテンツが見れるようになってしまうことや、キッズアカウントは小児性愛者の温床になり、広告主から嫌悪された過去の経緯がある。TikTokもその辺りは遵守しているということですね。
近藤秀哉
通信系会社
・2021年07月01日
会社側の立場で考えても、子どもにアカウント作られたところで、何かあった時に責任を問われたりするリスク面の方が大きいから削除するのは当然だろうし、消された側も何も言えないですね。
竹内信貴
美容業界・元インフルエンサー業界
・2021年07月02日
COPPA対応、児童保護、ますます厳しくなっているの感じてます。