社会人大学院の意外な効用~私が論文指導がある学校を薦める理由~
COMEMO
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注目のコメント
ポストコロナを見据えて、リカレント教育に励む人は多いはず。社会人大学院も一つの選択肢であり、相談も増えつつ。選ぶ際の私なりのポイントをまとめました。知識を詰め込むだけでは応用は難しいし、何より忘れるのです
景気が悪くなると(仕事が暇だと)社会人大学院の志望者が増える経験則があるようですね。大学の先生に伺いました。以前通っていた時に面白かったのが、私の最初の大学院で研究していた鉄鋼材料のマルテンサイト変態をテーマにしていた元鉄鋼会社の年配の方。
マルテンサイト変態って鉄鋼材料が鉄鋼であるために必要不可欠な鉄ー炭素2元系の組織形成の特徴的なメカニズムです。日本刀の焼入れを思い出して貰えれば良いかもしれません。
その無くてはならないマルテンサイト変態ですが、実はメカニズムがよく分からないまま鉄鋼製品として数世紀に渡って応用されて来ました。数世紀どころかヒッタイト文明が始まってからの人類史すべてと言っても良いかもしれません。
なので鉄鋼会社に勤めていた方が研究するテーマがマルテンサイト変態というのは、まさにリカレント教育。分かった気になってただけなのかも。
話は逸れますが、DXも「デジタル変態」にするくらい日本語としてインパクトがあっても良いかもしれません。大丈夫です、マルテンサイトも変態メカニズムが分かってないのですから。English Presentation method, English Presentation writing なるほど勉強になります。毎週論文ぽいものを書いて添削される授業なのでしょうか。羨ましい。