[28日 ロイター] - 米半導体大手クアルコムは28日、第5世代(5G)移動通信システムの中で「ミリ波」を使うサービスの展開で40社を超える通信企業と協力していく方針だ。世界最大級の通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で明らかにした。

5Gは2つの周波数帯を利用するもので、このうち「sub6」と呼ばれる低周波数帯は従来の4Gよりわずかしか通信速度が向上しない。一方ミリ波は、より多くのデータを円滑にやり取りできる。

クアルコムと協力するのは、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国フィボコム・ワイヤレス、台湾の中華電信、ドイツテレコム、オーストラリアのテルストラなど。