「これで終わりではない」 エクソン総会、0.02%の衝撃

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注目のコメント

• 中村 圭吾

  リクルート（リクルートエージェント） シニアコンサルタント

  ・2021年06月29日

  世界に衝撃を与えた先日のExxon Mobile株主総会の舞台裏のレポートです。
  どうしても「モノ言う株主＝アクティビスト」の動きが語られがちですが、その背景にはむしろ、カルスターズ（カリフォルニア州教職員退職年金基金）など、幅広い機関投資家の意向があり、アクティビストはその依り代、触媒のような位置づけだったことが語られています。
  数十年レベルの超長期資金を預かる機関投資家が、投資先企業にESGを軸とした方針転換を迫る流れは今後も強まりそうです。
  
  多くの日本企業にとっても、海外機関投資家は大株主。今日ピークを迎えた国内の株主総会でも、すでにその傾向は顕著ですが、今後さらに、環境・人権・企業統治などに関する株主からの要望は高まっていきそうです。