次世代太陽電池「ペロブスカイト」、抗マラリア薬で変換効率が実用化レベルに向上
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面白いですね。ペロブスカイト太陽電池では、ペロブスカイト構造の界面近くの格子欠陥(多くは酸素原子の欠乏)が効率低下の要因になるので、過酸化物であるアルテミシニンの薄膜に着目したんでしょうね。
私が研究者だった頃、この例の様に層状ペロブスカイト酸化物酸化物に生理学系の薬品を挿入して新しい性質を狙うということもやっていました。
この分野のくさ分けである桐蔭横浜大学の宮坂先生は、かつて日本の研究助成金の減額に悩まされ、中国からのウン億円のスカウトに誘惑されたそうですが、
https://mainichi.jp/articles/20190124/ddm/016/040/013000c
ペロブスカイト太陽電池の開発には中国も力を入れており、若手も含め約1万人の研究者がいる。「日本はせいぜい500人ぐらい」
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/24772
とのこと。