京都市観光協会 旅館統計調査（2021年4月・5月）

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• 堀江 卓矢

  公益社団法人 京都市観光協会 Chief Marketing Officer (CMO)

  ・2021年06月28日

  【旅館統計、はじめました。】
  これまで何度か挑戦しては挫折してきた旅館統計ですが、今回ようやく調査が軌道に乗り、発表に漕ぎ着けることができました。ホテル統計と比べるとまだまだ調査カバー率は低いですが、ホテルとは異なる業態の動向を、いち早くお知らせする統計事業となります。
  ５月は、例年であれば修学旅行シーズンで多くの旅館が満室となる時期ですが、今年もコロナ禍で軒並みキャンセルとなってしまった結果、客室稼働率は3.0%となりました。時期が近づくまでキャンセルになるかどうかも分からず、あらかじめ個人旅行へシフトすることもできない旅館業界は、非常に苦しい立場に立たされています。
  夜は飲食店の営業自粛がいつまで続くかにもよりますが、旅館であれば部屋でゆっくり食事をとりやすいというメリットもありますので、ぜひ京都へお越しの際には旅館の利用もご検討ください。