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超音速旅客機、JAXAやIHIなど開発 2030年想定

日本経済新聞
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  • <考察>
    100名以上の死者を出した2000年のコンコルド墜落事故から21年。ついに、ソニックブームの改善や機体の軽量化などの技術革新により、超音速旅客機の収益性が見込める状態になったのか、復活に向けて世界が動き出している。ちなみにコンコルドはマッハ2.0設計であるが、Boom社は収益性を考慮したのかマッハ1.7設計となっている。

    さて日本はというと、「コンコルドの誤謬」ならぬ「MRJの誤謬」により、国もバックアップしていたが開発凍結に至ってしまった。そして今回はJAXAを仲間に入れ、国際共同開発に参画するという話である。よって、日本の立場はあくまでも技術提供であり、MRJのように機体を開発し販売するという方向ではなさそうである。

    超音速旅客機は個人的に夢があって好きではあるが、JALも出資しているBoom Technologyのようなベンチャー企業が日本から出てきて欲しいものである。


    <Japan Supersonic Researchとは>
    ・2030年頃の超音速機の国際共同開発に参画することを目指した協議会
    ・技術ロードマップの策定や国際共同開発に向けた体制を実現するための協議
    ・JAXA、JADC(日本航空機開発協会)、SJAC(日本航空宇宙工業会)、MHI、KHI、スバル、IHIが参画


    <日本が超音速旅客機の研究に取り組む背景>
    ・MRJの開発凍結により世界から遅れをとっている
    ・現状の日本の立場はボーイングやエアバスに部品を供給する立場にとどまる
    ・技術開発を推進することで技術の方向性を日本が決め、利益を享受できると考えている


    <超音速旅客機とは>
    ・マッハ1(音速=時速1224キロメートル)以上の速さで飛ぶ旅客機
    ・現状はサンフランシスコ―東京で約10時間かかるが、超音速旅客機では6時間に短縮できる
    ・今後10年で1000~2000機の需要ありとの試算
    ・ソニックブーム(音速による衝撃波が地上に届いた際に発生する大きな騒音)が今までの課題
    ・JAXAは上記の現象を13%改善できる技術を開発


    <その他>
    ・米Boom Technologyはマッハ1.7で飛行できるOvertureを開発し、2029年の商業運航開始を目指す
    ・ユナイテッド航空は既に15機発注
    ・コンコルドの生産中止理由:ソニックブーム、燃費の悪さ、収益性の低さ、事故


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