[ウィーン/パリ/ドバイ 25日 ロイター] - イランと国際原子力機関(IAEA)が交わした核施設に対する査察受け入れの取り決めが期限を迎える中、IAEAは25日、取り決めの延長を巡って速やかに回答するようイランに要求した。

双方は先月下旬、取り決めの期限を1カ月延長することで合意。IAEAは映像の録画による監視が引き続き可能になっていた。

ブリンケン米国務長官は、監視協定を延長できない場合、イラン核合意の再建に向けた協議に「重大な懸念」が生じると警告した。

一方、イランのガリババディ在ウィーン国際機関代表部大使は、タスニム通信を通じて、イランに回答する義務はないと応じた。