「日本が財政破綻する確率は100%」と大前研一氏 国民は何をすべきか
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注目のコメント
内容をなぞるだけのコメントしてる人は何を言いたいのか?
そんな事本文を読めば分かる。
この手の記事に反論するのも疲れましたが、黙っていられないので、コメントさせてください。
大前研一さんは色々と混同されていますね。意図的にでしょうけど。
財政破綻の定義を示してもらいたい。
ギリシャとベネズエラの例をあげているが、それぞれ全く違う要因ですよね。
明らかに印象操作です。
ギリシャは財務不履行、ベネズエラはハイパーインフレですね。
では現在の日本でどちらも起きますか?
債務不履行、これは今更私が言わなくても皆さんご存知でしょうが、ギリシャは自国通貨のドラクマを捨てユーロを選択した訳ですよね。自国に中央銀行を持たない国と比べる事は全くの無意味です。そんな事、大前研一氏が知らない訳はない。よって意図的だと断言します。
ベネズエラはニコラス・マドゥロ現大統領の20年にわたる社会主義の失敗と腐敗、政権の徹底した反米政策と国内の圧政、さらには原油価格の急落が同国の社会と経済をボロボロにした結果として268万%のインフレになり実質的に国が破綻したのだ。
昨日まで、100円で買えていたものが今日は268万円になると言う考えられないハイパーインフレ。
そんな事日本で起こるのですか?どういう条件で?
あり得ない。
それらを意図的に混同させて恐怖心を煽る卑怯なやり口です。
そして戦後の日本と比べるのはナンセンスを通り越して思考回路の心配をするレベルの話だ。
そこら中焼け野原で徹底的に生産能力が破壊され、食う物すら無い戦後と今を比べるなんてね。
更にGDP比で言うならフランスとの戦争の際にイギリスは280%を超える公債を抱えて戦費を調達しました。
その後イギリスは破綻しましたか?
GDP比で語るのであれば、GDPを増やせば良いのですよね?
アメリカの所謂'借金'は3000兆円を超えます。アメリカの人口で割ると900万円です。
日本とたいして変わりませんね。
しかしアメリカを問題にしません。
では何が違うのかと言うとGDPが違うのです。
95年位にはアメリカと日本のGDPの差は1.5倍くらいでしたが、今は4倍にも広がっています。
中国に至っては1/7程度だったのが、今や3倍です。
批判するならGDPを増やせなかったこれまでの経済政策の失敗を批判すべきだと思います。巨額債務の問題は、欧州各国とは比較にならないぐらい日本のほうが深刻だ。国債などの残高を合計した「国の借金」は、2020年度末で過去最大の1216兆4634億円に達し、その対GDP(国内総生産)比は230%を超えている。前述した敗戦直前の政府債務の対GDP比は約200%だったが、今はそれを上回る異常な状態。
政府債務の対GDP比はアメリカ108%、フランス99%、イギリス85%、ドイツ56%である。また、EU(欧州連合)は予算年次ごとの財政赤字を対GDP比で3%以内、債務残高を同60%以内に抑えることを加盟国に求めている。EUの基準であれば、すでに日本は“TKO(テクニカルノックアウト)状態”。
国民はどうすればよいのか?
最も有効な対策は、自分に投資して世界のどこに行っても稼げる人間になることだ。もし日本が破綻したとしても、世界のどこかに繁栄しているところはあるはずだから、そこで稼げる力を磨いておくことが唯一の安全・安心・有望な投資先なのである。